ToY◎StorY
モクジ|カコ|ミライ
「あたしが圭ちゃんから放れて後悔したってしらんからね!」
わんわん泣きながら、
勇気を振り絞って言った言葉。
あたしは真剣に言ったのに
「いーやーや!はなさへん♪」って。
でもね、正直、うれしかったの。
あの日から、すこーし圭ちゃんがやさしくなった。
ちょっと頑張ってくれてるのかな。
やさしい気がするだけなのかと思ったけど
電話の声が明らかやさしくて
圭ちゃんのやさしさが
すっごいしあわせだと思った。
好きかわからない。
そう思って悩んだ数日間はむだじゃなかったよ。
だって、やっぱり好きだもの。
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