ToY◎StorY
モクジカコミライ


2008年10月17日(金) あたしも、ひどい人間だった。

「あなたにあたしを知ってほしいと思わない。

 好きになれません。

 だからもう、会いません」。

そういうようなメールをした。

あたしはえぐい人間だったのだと知った。

でも限界だった。

振り回し続けることも

好きになれない人を、好きになろうとすることも。

そして

あたしじゃないあたしを好きになられることも。



「ここまで引き伸ばしておいて、

 それはひどすぎやろ」と

シマちゃんはだいぶ怒っていたようだった。

そりゃ、そうよね。

彼は相当期待していたのだろう。

あなたと向き合ってみたいといったあたしに。

実際メールでしかなにも語らないシマちゃんに

あたしは何も感じることができなかったのだけれど。

どうしても会いたくない?ときたメールに

もう会いませんと返した。



それ以来、シマちゃんからの連絡はない。

ひどいことをしてしまったと落ち込んでいたら

友達がシマちゃんの態度は態度で失礼だと怒っていた。

「みっこ自身をみずに恋に恋をしてるだけのくせに!

 自分に酔ってて、みっこを見なかったからだめだったのに

 何も気づかずぜんぶみっこのせいにしてる。

 みっこ、その人えらばんで正解や!」と。

あたしを見ていてくれるりょうちゃん。

彼女の優しさが、うれしかった。



シマちゃん、ゴメンね。

やっぱりあたしはまだ圭ちゃんが忘れられない。

誰も 好きになりたくない。

そしてあなたの好きなあたしは

本当のあたしじゃないの。

あたしを見ようとしなかったあなたを

あたしは、好きになれなかった。

ごめんなさい。

もう、会いません。


みっこ |MaiL

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