ToY◎StorY
モクジ|カコ|ミライ
みやくんは別れたつもりはなかったらしい。
だけどやっぱり、
あたしにだけ求める彼を
あたしは包み込んであげることはできない。
支えてもらわなきゃ
支えてあげられない。
遠距離になって
キミは あたしを信じてくれなくなった。
どうにかして、なんていわれても
あたしにはどうしようもなかった。
好きなら追ってくるやろ?
おまえの気持ちはそれだけのもんやったってことちゃうん?
あたしも頑張れないよ、っていったあと
話すことはないと連絡が途絶え
一方的に突き放した次の日
あたしを責める言葉であふれたメールが届いた。
なぜ あたしだけに求めるの?
あたしはあなたを
支えてあげられるほどの器はまだもっていないよ。
キミはいつもそばにいてくれた。
あたしは多分 甘えてたんだ。
うまくいっているように思っていた。
でもね、バランスがくずれちゃったの。
キミは あたしと 似ている。
似ているから 好きだと思った。
似ているから やっていけると思った。
だけど、本当は違ったんだ。
似ているからこそ、
あたしは キミを 救えない。
キミは あたしを 救えない。
気づいてしまったあたしは
キミとの別れを 選んでしまうのだろう。
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