家に帰るなり突然ひさびさに高校時代のアルバムを見ました。意外に少なく5冊組のアルバムに収まっているだけでびっくり。このころから結構撮ってたと思ってたのになー。文化祭の写真の少なさにはちょっとがっかりでした。でも約10年前がそこにはそのままあってなんだかうれしい。一方で一緒に写っているヒトたちとはこのままずっと付き合うことはできないものなんだなぁ、なんて思ったりして。まあ、いろいろあるけど保てているほうだとは思うんですけどね・・・。 私は結構何でも写真に残しておきます。忘れちゃうから、というのが大きいけど元々父がよく私たちの小さいころにはスナップ写真をたくさん撮っていた影響も少なからずあるのかもしれません。私の生まれたころは当時はかなりいい値段だった一眼レフを買ったそうだし、ポラロイドもハシリのころからうちにはありました。旅先はもちろんクリスマスやおたふく風邪まで、なんでこんな意味なく撮ってると思ったときもあったし、だいいち今見返すことはまずない。でも記憶に残らないような日常、たとえば当時の普段着などがそこには在って貴重な記録だなぁ、と思います。 そういえば、Blue Starにはブーチャンの部屋というコーナーがあります。見たことある?いや、ないだろうなぁ。約3年前に死んでしまった17年間とか飼っていた猫の写真が見られるんだけど、元は200枚以上あるんですよ。取り残しフィルムで主に撮っていたんだけどおおっ!と思うポーズのときにはあわててカメラを取って来て、結構ヤツの表情・しぐさを網羅したといっても過言でないと思うくらい(^^) バカみたいに撮ってるとかくだらないなー、とか思うこともあったけど死んでからはこれだけ撮っておいてよかったな、と本当思います。といってもほとんどがやはり自分が写真を撮り始めてからの10年、いや、もっと短期間で撮ったもので、特に最初のころの子ネコと一緒のころの写真が全然ないのは残念かな。 まあまあ。なんていうか、なにがあるかわからないからこそ貴重か逆に意味がないものか私にはわからないけど、残したいと思ううちはいろいろ撮っていけばいいんじゃないかな、なんて思いました。いろんな表情や時間がこうやって残されていることは撮られているヒト自身が見ることなくてもそのヒトの財産だし、それをこうやって所有していることはそのヒトにとっても思っている以上に価値のあるものかもしれないね。 しっかしうちには他人の写真がありすぎじゃ。やっぱり整理しないと・・・
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