2006年08月16日(水) |
「劇」小劇場でお芝居見てきました |
今日は知り合いのお芝居を見に、下北沢に行ってきました。かなり余裕で到着〜。「劇」小劇場は2度めでもあるし、最近時間をぶらぶらしてつぶすという気が起こらなくて・・・。最近わりと整理番号もらって入場しています。今日は順番どおりに入らなかったけど。つか、・・・まあいいや。 内容のほうですが、作品タイトルどおり「牡丹燈籠」という怪談がoriginalとのこと。でも最初に言っていたように怖くはなかったです。確かに、ああいう怖さはない、と言うべきかな。ただ私には正直むずかしかった。設定の変化が目に見えなかったし、演出的に見せている様々な振舞や効果がよくわからなかったんです。あと個人的に時代物で女性が男性を演じるっていうのが基本から苦手で情を持つべき人に持てなかったり、座席が狭いどころか諸般の事情で片肩が重なっていて暑くて暑くて集中できなかったりで。でも役者、シンプルな小道具、背景に過ぎないセットだけでここまで見えるというのは本当にすごいな、と思いました。そこはとてもおもしろかった〜。役者さんの心身におよぶタフさもそれを支える大きな柱だったと思われます。あれはほんとすごいと思いました。また知り合いの和服姿がきれいで、そして役を全うしている感がまた美しいというか輝いているというかで。それだけでも満足でした。女性として憧れるわ〜。ただもう少し短いとありがたいですねー。全てがこうつながるんだーという作りは見事なんだけど、山が、あれ?終わらずまだ続くの?の、繰り返しに思われ、テンポのわりに長さが印象付けられてしまった気もしました。 帰りに知り合い、って自分の入っている劇団の役者さんなんだけど、彼女と会いまして。先述のすごいと思ったことを伝えると「演劇はすごいんだよ。」って力強くそして温かく答えてくれたのがめちゃめちゃ印象に残っています。担い手そのものである彼女がほんと素敵だなーって思う。そして今回はそれぞれにとっての客観的な言葉ではなく、だからがんばろうねって言うように聞こえた〜。最近一仕事を前にして固まってた気持ちが少しほぐれました。私がすごいと思わせることはずっとないけど、すごいと思う演劇とそれを作る人たちの支えになれるとよいんだけどなー。というよりそれを自分も作ってるって思えるようになりたいし、ならないとだめなんですよね。正直ずっとそこで悩んでいるんだなー。

*今日のモモちん
 
ごろっとしているモモちん。よく見ると顔が死に顔みたいなんですけど〜。
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