ねじれの位置

2003年09月05日(金) 昼御飯

バイト先の社員食堂で飯を食っていた時の出来事です。俺の隣の席に座ってきたオバちゃんが俺のほうを見て「わぁ〜、美味しそうなお弁当箱」と言っているような気がしました。多分、いやかなりの確立で「美味しそうなお弁当」ではなく「美味しそうなお弁当箱」と言っていたと思います。

だってアタイのお弁当箱の中身は白飯の真ん中に梅干輝く『日の丸弁当』だもの...。愛国心タツプリンの。昭和初期の薫りの。貧乏が極まりないって訳ではないのですが、アタイのような社会の底辺をしっかりと支えている人間ってのは節制が必要なので、昼飯は御飯だけ持っていってオカズだけ買って食べている訳です。

例えば時代が戦後間もない大日本帝国だったならば『日の丸弁当』を見て涎を垂らして「美味しそう!!」とか言うかもしれません。もしくは例えばココが北朝鮮だったりしたならば。でもそんなことは在り得るはずも無く平成のニッポンだーよ。俺の弁当を見て「美味しそう」なんていう訳はねえって話ですYO、ヨヨヨ。

そんなことを考えて昼御飯を食っていたら何だか笑えてきました。弁当箱は美味しそうかもしれないけど、弁当自体は虚しいやね。そりゃ虚しいやね。悲しい赤と白やねん。ストレート過ぎるねん、おばちゃんYO!!!

そんなオバちゃんは『ざる蕎麦』を食べようとしていました。一口食べようと箸で蕎麦を掴んだら、蕎麦が固まっていて全部持ち上がりました。イライラしながら一口大にしようと必死に蕎麦を振りほどいていました。それも悲しい色やねん。見ていて悲しいねん!!

お互いに頑張りましょう。


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恭 [MAIL]

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