“皆から愛せられるので、皆から離れてゆく”あのひとは 人から罵られたりもせず他人が書いた文を拝借して堂々と 楽しく 健康に 生きておられる。あのひとは 僕の才能の いつも いつでも 邪魔をなさる。あのひとは 僕の若さを 妬んでおられるのだろう。あのひとは きっといつか 男でありながらしわしわの 婆さんのように老いるのだ。