“なにとぞ しからないでください。 この二、三日、 とても苦しいのです”鼻の奥に 白粉の固まり。今日も泣いた。とうとう独りだ。咳払いばかり。アノひとを訪ねようかしら・・嫌われ 嬉し少女のきもち。ただ恋う 幽閉のキミ。