「芸術を生み出すためには孤独で在らねばならぬ」僕が たれかを愛するためのそれは、呪文なのです。僕の見上げるその 空はいつも澄んでいてまるで、僕なんて知らない風な素振りです。そう、キミを想う僕は、空を飛んでみたいと願う、純朴な兄弟の其れなのです。どれも不純で、嘘っぱちだと皆が笑っていても仕方がないのでしょう。ただ愛する、が、僕にはむつかしいのだから。