遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2002年09月04日(水) 決戦の地 アルカトラズ

第122話「決戦の地 アルカトラズ」(9月3日放映分)
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今日のお言葉
         王様 「正直に言えば、オレは迷っている。この闘い、どの相手とも闘う理由がある…」

                    
          長いアニメオリジナルが終わり、再び因縁のデュエルに戻ってきました。
          このセリフを聞いた時、王様の進むべきロードを改めて思い出しましたよ(^_^;)
          ちょっと気の弱い王様…、アニメ・オリジナルでは、「人間デュエルマシーン」のごとき扱いでしたが、
          王様が闘う理由、想い…を原作編に戻ったとたん、ドカーン、ズドーンと目の前に突きつけられました。
          デュエリストとしての真価が問われるこのアルカトラズ編、やっぱりおもしろいなぁ〜(^_^)v
          

★前説なかったですねぇ★

    ある意味、すっきりした気もします。もともと前説ってなかったんですよね…。
    すっかり身体に馴染んでしまったようです。
    ところでシリーズ構成、武上純希さんから前川淳さんに変わったのですね…。
    ははは、こりゃ、もう相性悪いとか言ってられないやぁ〜(^_^;)

    今日の脚本は面出明美さん…。名字はなんと読むんでしょうかね。
    この方、初めてですか?いやぁ、参りました。素晴らしかったです。
    セリフを取ってて気づきました。細かい…。微妙に細かい…。そしてソコが良い!
    語尾とか単語の選び方とか、とても自然体で、今日は話の流れも良かったけど、セリフも良かったです。
    演出さんも良かったですよ。ちょっとオーバーアクション! でもアルカトラズについて、浮かれ調子の社長サマなら考えられる、
    ビックリ・ドッキリ・セクシーポーズ炸裂で、今日はご機嫌な私です(^-^)。

★乃亜くんを思い出すモクバ…★

    バビョ〜ンとアルカトラズを目指して飛ぶ元決闘艇


      乃亜くん:すまなかったね…モクバ…。キミの身体、返すよ…
      モクバ:乃亜…、お前はどうするんだ?
      乃亜くん:ボクは父上のトコロに戻るよ
      モクバ:だってお前…
      乃亜くん:少しの間だけでも、また生身の身体でいられて嬉しかった…
      モクバ:行くな!!乃亜…
      乃亜くん:ボクは人の心を取り戻すコトができた…キミのおかげだよ、モクバ…ありがとう…


    乃亜くんとの別れを思いだし、瞳をウルウルさせるモクバ…。
    目尻にたまった涙をそっと、カワイイ指で拭(ぬぐ)う…

      しっかりしなくちゃ…乃亜の分も…。オレは現実世界で一生懸命、生きていく…、
      そのためにも、いつまでも兄サマに頼ってばかりじゃダメなんだよな…


    両親の死はモクバが幼すぎて理解できないことだったでしょうね。
    でも乃亜くんの2度目の死はモクバにとって良い教訓になったかも…。
    一生懸命、生きていく…。さりげないけど、モクバの心の成長がちゃんと描かれていて、嬉しかったです。


兄サマ、気合い十分の発言まで28秒前くらい
    モクバ:そのためにも、いつまでも兄サマに頼ってばかりじゃダメなんだよな…(じっと兄サマを見つめるモクバ)

    (その視線に気づき、あわてる兄サマ)

    兄サマ:どうしたモクバ!!(なんだモクバ…、そんな潤んだ目でオレを見つめて…、あんなにしてやったというのに…(えっ?なにを?(笑))
    モクバ:うっ、ううん…なんでもない。(照れ笑い)。いよいよだね、兄サマ!!
    兄サマ:ああ、剛三郎が残した忌むべき遺産、海馬コーポレーションの軍事産業の中枢だったアルカトラズ…
    その残骸の中に造ったあのデュエルタワーこそ、このバトルシティ・トーナメント、最後の舞台…
    いまこそ決着をつける時だ!

      マリクの持つラーの翼神竜
      遊戯の持つオシリスの天空竜
      そしてオレの持つオベリスクの巨神兵…
      3枚のカードを手に入れ、デュエルタワーの頂上に君臨するのはこのオレだ!

    モクバ:兄サマ!(なんか怖いぐらいの気合いをかんじるぜぃ(^^;))

    兄サマ:待っていろ、アルカトラズ! 今、闘いの幕が開く!!(ここでオーバーアクション欲しかったですねぇ(*^_^*))


★久々登場、イシズ姉様★

    イシズ:いよいよ始まる…最後の闘いが…

    (いきなり、ノックもせずに闇マリク登場)

    闇マリク:フフフ、姉上サマはさっさと戦線離脱して高見の見物ってわけか…。気楽なもんだなぁ。
    イシズ:マリク!!
    闇マリク:リシドはどこだ?
    イシズ:知りません!
    闇マリク:しらばっくれるなよ…。あんたが隠したに決まっている
    イシズ:知っていたとしても、教えるわけにはいきません
    闇マリク:そうだろうと思ったよ…。だが…(近づくマリク)

    (イシズ姉さん、手が首へと伸びるが、そこにはもう千年タウクはない…。遊戯にあげてしまったことに気がつき慌てる…)

    闇マリク:千年タウクをファラオに渡したんだろ?今のあんたには未来も見えないし、この千年ロッドの力から身を守る術もない…
    あんたを洗脳してリシドの行方を聞き出すのも簡単なんだぜ〜

    (千年ロッドをイシズ姉さんの美麗なほっぺに当てながら…)

    闇マリク:いいねぇ〜、そのおびえた表情…。姉上サマのそんな顔を見られるとは…(いやぁ〜ん、エッチな発言でこっちが赤面(/o\))

    闇マリク:だがゆっくり楽しんでいる時間はなさそうだ…。
    リシドはラーの怒りに打たれたんだ。そう簡単に目覚めるはずもない。それどころか、このまま目覚めることもないかもな…
    海馬や遊戯がなんとかしてくれると思っているなら無駄なことだ。
    オレの持つラーに奴らは敗北するんだよ…
    さて、行くか! デュエルでファラオを血祭りにあげた後、ゆっくりリシドも始末してやるさ
    姉上サマはそこで黙って見ているがいい。すべての希望が真の闇に飲み込まれるトコロをな…

      ううむ、姉弟の会話にしては、エッチぃ感じで、ちょっとドキドキ(*^_^*)。
      闇マリクって、やっぱこのきわどい存在感がいいですねぇ。
      映画エイリアンのセリフで「迷いも後悔もない、完全な生命体」とかありましたが、あれとダブります。
      闇マリクには徹底的に悪を貫き通して欲しいです。


★獏良くんの部屋にて★
    表くん:やっぱり獏良くん…消えちゃったのかな
    王様:ああ、バクラはマリクとの闇のゲームで負けた…。敗者は闇のゲームを仕掛けた者を倒さない限り、戻ってはこない
    表くん:どこへ行ってしまったんだろう、獏良くん…。このデュエルは犠牲になる人が多すぎる
    王様:すまない…(さりげなく、でも確信犯的に肩に手!)
    表くん:もう一人のボク…
    王様:元はと言えば、オレの失われた記憶が招いたことだ。
    マリクがオレを憎み、千年アイテムに関する者までも犠牲にしてすべてを闇に葬ろうとしているのに…すべてはオレが…

    (ちくしょぉ〜、オレが悪いんだよ、オレのせいだぜ!オレが…オレが…オレがぁ………)

    表くん:違うよ、キミは悪くない!!(キミ、くどすぎ!)
    王様:相棒…
    表くん:覚えていない記憶のコトでキミが責任を感じることなんてない! キミはいつだってみんなを守ろうとしてきたじゃないか!
    それにまだみんなを助けることだって、できるかもしれない。あきらめちゃダメだよ!
    王様:ふ、そうだな…。今は前だけ向いて進むしかない。ゲームの途中であきらめるなんて真のデュエリストじゃないからな!
    表くん:うん!

      あっさり表くんに励まされる王様…。最近は王様が落ち込む→表くんが励ますというパターンですね。
      負い目を感じすぎの王様なので、ちょっと先が心配…。そうしたら案の定…(^_^;)

★アルカトラズ到着★

    フン、さぁ、降り立つがいいデュエリスト共!(スクリーンに向かって大胆セクシーポーズ!!)
    オレが創(?)りあげたプライドの領域に足を踏み入れさせてやる!!

      プライドの領域ですか…。靴とか脱いで入らないと怒られそうな勢いですよねぇ。
      でも社長にとっては、とっても大切な場所…。
      この人は、見せたい、見てもらいたいという気持ちが強いくせに、その観客を選り好みしすぎます。
      そこが素敵といえば素敵ですがね…。
      でも城之内をボロクソに言い過ぎるのはどうかな…。
      彼だって勝ちあがってきたデュエリストなんですから、ちょっとは認めてあげてね。

★社長の愛★
    社長、いきなり登場! そして大きな声で周囲を圧倒!!

    社長:そう、あれこそがデュエリストの頂点を決める闘いの場所! デュエルタワーだ!

    表くん:海馬くん!!(ああ、背後からいきなり大声ださないでよ…)
    社長:遊戯!お前を倒し、あの頂点に立つのはこのオレだ!!!

    (社長の言葉が終わると、いきなり王様登場。そのセリフはオレがもらった!ということらしい…(^_^;)
    表くんは完全無視状態…。もう慣れっこになっているか、いじけているかのどっちか…)

★カード・バトル・システム★
    負けた者から先に頂上にたどりつき、それで組を分けるのだそうです。
    コネクターをつなぐとスクリーンにカードが表示されるそうです。(充電器じゃなかったんだねぇ(^_^;))
    このシステムの最大注目点は、心理的な駆け引きで勝負が左右されると御伽っちが言ってました。

      …壁モンスターと思われた御伽っちも、今じゃ立派な解説委員に成長!
      城之内より御伽っちの方が分析能力に長けていると思う。


★それぞれが狙う、愛の一本道★
    社長王様
    オレのねらいはひとつ! 圧倒的な強さを誇るマリクのラーのカード…奴を倒すためには神のカード2枚で迎え撃つしかない。
    ならば準決勝にオレが選ぶ相手はもう一人の神のカードの所持者、遊戯のみ!!!

    闇マリク王様
    遊戯をぶっ殺したくてうずうずしているからな…

    城之内闇マリク
    遊戯と闘いたいが、舞のことを考えるとやっぱりマリクだ〜

    ………ここで優柔不断の王様登場………

      王様:オレは誰と闘うべきなのか…
      表くん:もう一人のボク…迷っているの?
      王様:相棒…。ああ、正直に言えば、オレは迷っている。この闘い、どの相手とも闘う理由がある…
      いや、どうしても闘いたい理由が…

        オレの記憶を取り戻すための真の敵…マリク
        城之内くんとのデュエリストとしての誓い
        海馬との宿命の闘い…


      王様:それぞれ闘うべき十分な理由が…
      表くん:うん! だからキミの思うとおりに闘って!
      王様:オレの闘うべき相手…、それは…

      オレの闘うべき相手…それを決めるのは、オレのデュエリストとしての魂のデッキ!

      (社長からダイレクトアタックを受けそうになる城之内!)

      王様:そうはいかないぜ! オレはデュエリストとして友との誓いを果たす!

        すっごく個人的な感想ですが、王様はなぜ城之内を選んだのでしょうかねぇ…。
        原作もそうなのかな…。
        この場合、どう考えても「闇マリク」をぶっ殺す方が先でしょう…。
        獏良くん、舞さん、リシドや表マリク…。闇マリクの大暴れでこんなに多くの人が困っているのに、なぜ城之内なのだろうか…。
        むしろ、逃げの心理ではないのか?と勘ぐってしまう…。
        それか表くんへの配慮?
        王様にとって、城之内ってそんなに重要なの?
        来週になると、少しは答えが見つかるのかな…。


★気になったシーンとかセリフとか★
    社長はどうしても先攻が欲しくて、デス・ガーディウスを示し、「先攻はもらった〜!!」と大はしゃぎ

    社長:オレのターン!!
    闘いの生態系、闘いの食物連鎖
    雑魚!(ざこ)
    誇り高き獅子に触れることすら許されないコトを教えてやる!(このセリフ、カッチョええ〜。獅子ですか…。確かに社長って猫科の動物っぽいね(*^_^*))
    凡骨にダイレクトアタックだ!

    闇マリク:なかなか心躍る風景じゃないか! そう思わないか?王様よ…(おお、初めて王と呼んだよ…)

    優柔不断な凡骨は残り物でも漁っているがいい


アニメ・オリジナル編とアルカトラズ編は雰囲気が違うので、感想も変化してるかも…。
意外とそんなコトを気にしてしまう…。あと原作で使っている漢字も気になる…(^_^;)。


シリーズ構成=前川 淳
作画監督=原 憲一
脚本=面出明美
絵コンテ=葛谷 直行
演出=鶴田 寛


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