![]() |
突然横浜に行く事になって、朝から出かけた。 かつて毎週の様に訪れた街。 すっかり変わっていた。 晴れてたけど風が冷たかった。 海は吸い込まれそうになるほど碧くて、行き交う船を眺めては何処に行くのかと考えていた。 自分の乗っているこの船は、何処に向かっているのだろう。 引き返せないこの船は、穴だらけの襤褸船だ。 漕いでも漕いでも地平線は見えなくて、コンパスはとっくの昔に失くしてしまった。 同じ場所を狂々と廻っているのかもしれない。 夕方には用事があったので、早々と家路に着いた。
乗りたかったな・・・・・・・・・・・観覧車
...
|
![]() |
![]() |