ちいさな、手のひらで包んでしまえるくらいのあったかい話をしようとおもうんだ。真冬の帰り道、うちの前の自動販売機で買ってくれたココアの甘い温もりとか、夜の街に響いたやさしいがしゃんって音とか。そういうことで言葉では伝えきれなかった思いを少しでも君に渡せたらって、今は思ってるんだ。届くかな?ホントはここにいないってちゃんと知っているんだけど。