たまの日々

2002年09月17日(火) ぎゅっと

細かい雨が降り注ぐ中、
ぱしゃぱしゃ跳ね飛ばして帰り道を急いだ。
みんな傘をさしていて、
私の両手は自由だった。

歴史的な会談、
廻る地球、
霧雨に湿った服を着替えたら、
少しあたたかくなった。

ほんのりとあたたかいもの。
今、たいせつなもの。
手放せないもの。
ゆるがないもの。
近いもの。

雨で濡れた前髪のむこうで、
くっきりそこにみえる。

手を。
肩を。
こころを。

ずっと、
ぎゅっと。


 < 過去  INDEX  未来 >


たま [HOMEPAGE]

My追加