たまの日々

2002年12月20日(金) 今日のお仕事

午前中は雑務をこなして、
午後は総合研究所の部長と若手研究員の取材。
相変わらずものすごく緊張して、
悪いことしか頭に浮かんでこなくて、
ストレスに息切れしていた。

それでも私がたったひとつ偉いと思えるところは、
決して相手にそういう自分をみせないこと。
これはもう鉄則。
びくびくしながらインタビューされても、
答える気にはなれないからね。
笑顔。
肯定とあいづち。
明るいトーンで言葉を発すること。
あきさせないような会話。
自分から、懐をひらくこと。
他にもなにかあるかもしれない。
だけどいつも反射的にそうしてるから、
本当のところは良くわからない。

仕事も遊びもそれ以外も、
相手に愛されながらすることは大抵上手くいく。
いつだってそうだ。
逆に、
嫌われながら、反感をもたれながら、疑われながら、
あるいは全く無視されながら、
一緒に何かを創りあげるのはとてもむつかしい。
当たり前のことすら当たり前にできない。

初めてのひとと話をするのはとてもどきどきする。
だけど決して怯えたところは見せない。
ただ、その人のことを信じる。
ただ、好きになる。
一生懸命話を聞く。
笑顔でいる。
決して、疑わない。
何もかもを受け入れる。

インタビューはとても和やかに、
気持ちよく終わった。
最後にお茶をごちそうになって、
笑って別れた。

家に帰って、
けれど、
どっと疲れた。

はじめてのひとに愛されようと思うのはとても疲れる。

疲れないで、
ひとに愛されることは私にはできないのだろうか?
せめて身近な人々には、
嘘も無理もなく、
ただ愛されることはできないのだろうか?
このままで認めてもらえないのだろうか?
ありのままを信じてもらえないのだろうか?

この願いは、
まちがっているのだろうか?





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