少しずつ、少しずつ太陽と一緒の時間が長くなってくる。最悪の頃と比べたら、驚くほど朝も夕も明るくなっている。そういうことに一喜一憂している。そして忘れている。一日は今日も昨日も明日も、24時間でしかないということ。私は、私でしかなかったということ。本当にひとりぼっちでなくなったりなんてしないってこと。どんなにそうじゃないと思っていても。どんなに人を信じても。