2002年05月22日(水) |
デマメール(jdbgmgr.exe) |
この世にデマメールなるものが存在するのは知っていたけれど、まんまと引っ掛かってしまいました。 友人から次のようなメールが届いたのです。 ――――――――――――――――――――――――――――― アドレスブックがウィルスに感染したので、私も調べるように言われました。このウィルスは電子メールを送付したかどうかにかかわらず、アドレスブックに登録されているすべてのアドレスに感染するそうです。ウィルスは jdbgmgr.exeという名前で、14日間静かにしていてシステムを破壊します。ノートンやMCAfeeのワクチンソフトでは検出できません。ウイルスバスターもダメです。メッセンジャーを通して自動的にアドレスブックにあるアドレスに送付されます。私も下記の要領で調べましたところ、感染していましたので、削除しました。恐れ入りますが下記の要領でプログラムの存在を発見し、削除し、アドレスブックに記載されている人すべてに警告してください。 ――――――――――――――――――――――――――――― 友人はファイルの削除に今ひとつ自信がなく、私のところに電話をかけてきました。この段階で私が「それはデマメールだよ」と言ってあげられればよかったの、全く情けない限りです。 私もメールを真に受けてjdbgmgr.exeなるファイルをあっさり削除してしまいました。削除してから、念のためインターネットで「ウィルス jdbgmgr.exe」で検索すると、これまたあっさり「デマメール」だとわかった次第。なんてこった! 念のためのチェックを先にしていれば、どうということはなかったのに。 もちろん、この手のメールは無視すればいいわけですが、世の中、本当にたちの悪いコンピュータウィルスも存在するわけで、常にアンテナを張っていなければ…。 アドレス帳の知り合いすべてに2回もメールを書かなければならなかった友人はさぞかし疲れたことだろうな。
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