私の二人の子供たち、息子と娘。もう二人とも帯広を離れ、それぞれ大学と専門学校で学ぶ身です。どちらもコンピュータとは縁のない分野。しかし、いまどきの大学のレポートで手書きが好まれるわけもなく、息子はパソコンに向かって課題を仕上げるわけですが…。
息子にはよく言って聞かせていました。「お願いだから、母の職業がパソコンの講師だとは周りの人に言わないでね」と。パソコンはそこそこ使うのですが、すべてにおいて我流。例えば、指遣いからもう目を覆いたくなる状況。まあ、タッチタイピングのどこがそんなにえらいんじゃ、と言われればそれまでだけど。
その彼が「教えて」というメールをよこし、内容というのが、『ワードの文字修正機能の設定のせいか、新たに文章を付け加えようとすると、付け加える以前の文字が重なって消えてしまうのです。どこの設定をいじればいいんでしょうか?』というもの。
何のことはない、(またはINS)キーを押したことによって、「挿入」モードが「上書き」モードになってしまっただけのこと。「画面の右下の『上書』の表示が黒くなっていると思うので、Insertを押してみて」という返事を書いた私。
その昔、一太郎は「挿入」モードでしか新規入力ができず、「上書き」になっていて、「文字が入らない、入らない」なんてこともあったなあ。今のバージョンの一太郎がどうなのか、調べていませんが……。 ワードの「上書」モードは2002では無効。2000の場合のお話です。
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