2003年10月15日付 北海道新聞夕刊(十勝版) 十勝野 ブロードバンドの時代 高速化 乗り遅れ地域も (とかちパソコン指導者研究会代表・渡辺博子)
パソコンの講習会参加者に「インターネットをお使いの方、いますか」と尋ねると、ほとんどの人の手が挙がる。「どのぐらいの頻度で使いますか」と質問すると、ほぼ毎日メールのチェックをするし、いろいろなホームページを見るという人もいれば、一週間に一度使うかどうかという人もいる。
「ところで皆さん、どんな方法で接続しているか、例えば、ISDNか、ADSLか、ご存じですか」と聞くと、半分ぐらいの人は「はて」という顔で首をかしげる。
インターネットはメールのやりとりができれば十分という人も多い。メールは文字のやりとりが中心だが、高速の通信回線を使えば画像や音声、動画のやりとりがより円滑にできる。パソコンをあたかもテレビやラジオのように使うことも可能だ。この技術を可能にしたのがブロードバンドなるものだ。
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