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せいら
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2008年07月24日(木)
走る。とにかく走る。まっすぐひたすら走る。


結構本を読み始めると、途中で投げ出す事ってあんまりないんですけど(読みたかった本について人から感想聞いて読まないってことは多々ありますが)正直何度もうやめようかと思ったことか。
しかし半年も待ったのだから、と頑張って読みました。
そう、「リアル鬼ごっこ」

決して面白くないわけじゃないんです。
設定とか、話の流れとか映画みて多少しってますけど、小説には小説のよさがあり、読んでいくとドンドンはまっていったりするもんですけど、これはなんというか、すっごい読みずらい本でした。
といっても、戦前の書物のように漢字が多いとか文体的に読みにくいとか(夢野久作のドグラマグラとか興味あるけど、読みずらそうで敬遠中)、そういうわけじゃなくて、単純にいって、文章が下手?!(笑)あ、ファンに怒られそう。
なんか稚拙の文章が延々に続いてて、そして、同じようなことを何度も繰り返しあって、微妙なんです。翼は言った。翼は走った。翼は叫んだ。←こういう文章もよくあるし、小学生の作文のような感じかな。

読み終わってから色々つっこみたくなる状態が酷いBL本を読んだ後みたいです。ちなみに私的不味いBL本=三点リーダー(…)の多用ってありますけど、これも三点リーダーよく見かけたなぁ〜。(笑)

しかし、アマゾンとか見ると星1個が凄い多いですね。ははは。レビューとか読んでるとかなり笑えます。

http://blog.livedoor.jp/tezzco/archives/14930298.html

こことか、かなり詳しく書かれてて読んでて爆笑しちゃいました。
コメントのファンからの反撃もかなり痛くて笑えます。

まず小説を読んで読者が思わず突っ込みたいのはなんでわがまま王様をあっさり殺さないの!?でしょう。
西暦3000年の日本国の王様の勝手なわがままで日本中にいる佐藤さんが殺されるってのに、国のルールで王様に逆らっちゃいけないから誰も逆らわないって・・・。アホか〜!!
あまりにアホ設定にさすがに映画化のときは「王様は超能力者で逆らったものは殺される」ってことになってました(笑)
監督もやっぱそこはつっこみたかったんだろうね。

リアル鬼ごっこがあまりに合わなかったので、途中何度か浮気しました(笑)
茅田砂胡さんの暁の天使たちシリーズ外伝「天使たちの華劇 」
これで暁の天使たちシリーズも読み終わりました。今回の外伝は短編集でしたが作者の暴走ぶりが凄かったです。
あと榎田尤利さんの「愛なら売るほど」。
まぁ、こちらはさらって読む分には面白いかな。

現在、伊坂幸太郎の重力ピエロを読んでます。
始めての作家さんですが、読みやすくて、話もなかなか面白いです。

しかし、最近私が借りてくる一般書までもやたらと兄弟が出てくることが多い!私、最近やたらと弟って字に萌えを感じてます。気持ち悪いよ、自分。