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せいら
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2009年02月12日(木)
不思議イッパイ

ドラクエ新作が発売延期になったらしいですね。
3月末予定だったのか7月って・・・なんか重大なミスがみつかったのかな。
逆転検事の発売が5月に決定だとか。
前作は発売日に購入し、その後ひたすらプレイしてました。
今回ももちろん即効欲しいのですが、1年後ぐらいにベストがでたりしたらなぁ・・・
ちょっと悩みます。

最近ケーブルの銀英伝を見てるせいで、小説も読みたくなってしまった。
夜中にちまちま読んでます。登場人物多くて大変!でもたまらん面白さです。
お陰でBL本の読む速度が非常に落ちてます。
読みたい本が色々と溜まっていってます・・・。


君は優しく僕を裏切る/剛しいら
剛さんのシリーズものじゃない奴ですが、うーん、これは悪くないけど、とりわけ絶賛するほどではなかったです。
一人のサラリーマンが正体不明の少年にのめりこんでしまう話でした。
愛って怖いですね。愛さえあれば他に何もいらないって言うのは簡単だけど、絶対そんな事はないだろうなぁって思います。
しかしこの攻めは潔いというか、ただの馬鹿なのか。
読みやすい話で読んでる時は続きが気になるんで一気に読んじゃいましたが、心にはあまり響かない話でした。

硝子の騎士(ナイト)/Unit Vanilla
アホか〜!!一言だとこれに限る。
「世界平和は足許から」って考えは素晴らしいと思うし、救いを求める人々に手を差し伸べるってのも本当だったら最高だと思うけどさ、結局アーサーズ・ガーディアンって金持ちの道楽にしかみえない。おまけにその存在しってるのもお金持ちの間だけじゃないの?
世の中には今日のご飯も食べれない餓えた人がたくさんいるのに、一人の金持ちの子息の眼鏡フェチを治すのに一体どのくらいのお金がかかったんだろう・・・。
ギャグらしいけど、笑えなかったです。
だっていい大人が「眼鏡にだって悪い奴はいるんだぞー!」とか本気で言ってるんだもん。
まぁ、ある意味失笑って意味では笑えました。
シリーズ1冊目からこれでこの先どうなるんだろう。チョイ気になります。ずっとこの調子なんでしょうか。


暁月(あかつき)のテロリスト/波奈海月(はなみづき)
イラストは高階 佑さんってだけで読んだみました。
まぁ、悪くはないけど、読み終わった後それほど印象に残らない。
話は英田さんのデコイのような記憶喪失受けの話。
デコイの印象が大きすぎて、こっちの話の方が後に読んだのに記憶が曖昧だったりします。
爆弾テロ巻き込まれて記憶を失った受けとその恋人の警察官がテロの真相を暴いていく話で、序盤は色々と謎が多く、徐々に真実が開かされていくんだけど、ちょっとお粗末なハリウッド映画っぽいな。
最後はまぁるくハッピーエンドってとこがさらにハリウッド映画っぽい。


雪華は愛で蕩(と)ける/和泉桂
2巻をすっとばして3巻読んでしまった。
まぁ、このシリーズは1巻ごとに主役が違うから問題ないようですが。
今回は、ついに『嘯風館』のオーナーと支配人のお話になりました。
ロマンスグレイのダンディーオーナーとクールビューティーの九條さんのお話は良くも悪くも和泉さんの作品だなって感じです。
私は楽しめました。
でも辻谷と安達の『冷たい情熱』も入ってましたが、正直こっちの世界は微妙すぎて私にはイマイチ楽しめません。
こういう愛の形っていやだなぁっと(笑)

愛を売る男(ひと)/剛しいら
凄く面白かった。ホストの話なんですけど、ホストといえばBLではヤクザ絡みが多い中こちらは元トップホスト×現役トップホストでした。メインの二人がホストだけあって麗しい。攻めは男味溢れるワイルド形なハンサムだし、反対に受けは男くさくない王子様タイプ。この二人のキャラクターも非常に惹かれましたが、それ以上に、話がホント魅力的で先が気になってどんどん読み進めていきました。サスペンスものでハラハラドキドキでした。

女に夢を売るホストですが、最初から玲衣は先輩ホストであった氷室が好きで、その想いが凄い切なかった。引き抜きの時にもお店を移る代わりに抱いてくれという条件をだし、実際抱かれてみるとそんな取引をするんじゃなかったと後悔したり。ほんと切ない恋心に目頭が熱くなりました。たとえ自分が利用されてるとわかっても純粋に氷室のことが好きで、氷室の役に立てるのが嬉しい、とか言っちゃういじらしさ。あぁ、可愛かった。

氷室についても、結局は最初から玲衣のことは好きだったのかもしれないなぁって思いました。結局弟の事が蹴りつかないと自分の中で何も消化できない状態だったんでしょうね。
弟の結末とかちょっと悲しい終わりだけど、二人に関してはいい終わり方だったなぁと思います。全体的にサスペンス色が濃くエロは少なかった。同人誌で二人の蜜月話とかないですかねぇ?読みたいなぁ〜。表紙見てイラスト微妙、とか思ったけど、中のイラストは素敵でした。けなげで儚げな玲衣がとても麗しくかかれてました。

セックスフレンド/山田 芽依
作者さんの初の文庫らしいので、あんまつっこみたくないけどさぁ。
でもちょっと酷すぎるよ。久々にこんなにも愚作を読んでしまったYO。
受けも攻めもキャラクターが薄っぺらすぎる。出てくる役職もデザイナーとか科学者とか。おまけに攻めの婚約者は大企業の社長の令嬢ときたもんだ!んー、科学者って・・・(笑)ちょっと笑っちゃったさ。そして受けだけはノーマルなサラリーマン。

最初からトンデモない。悠太は26歳にもなって元恋人海人と10年ぶりの偶然再会→エッチって流れに。行為後相手に婚約者がいる事が発覚。ってか、それ以前に10年前デザイナーを夢みる彼の障害になるんじゃないかと勝手に身を引いたってのなぜ再会した途端エッチになるだろう?そして、飛び出した先で偶然元恋人とそっくりサン陸と出会い、そのままなぜかホテルに!顔が似てるってだけでそんな簡単になびいていいんですか!?その相手は実は元恋人の双子の弟だったんですけど、10年前付き合ってた時点で双子の弟の存在をしらなかったのかしら・・・。次の日会社にて新プロジェクトの開発に派遣されたデザイナーと科学者が海人と陸だったという素晴らしきBLミラクル。
一番笑ったとこは、会議中に元恋人の婚約者(女←当たり前だ)が乱入。どこの会社に携帯忘れたぐらいで婚約者がわざわざ会議室まで持ってきて「携帯忘れて不便でしょ、海人」とか言っちゃうんだよ。いい加減にしてくれYO。

こんな感じに、最初から最後までご都合主義で流れてます。
つっこまずにいられない感じです。タイトル負けしちゃってるかな。
双子兄弟とかセックスフレンドとか萌え要素は満載だったので、非常に残念です。