いぬの日記

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2005年03月17日(木) 見送る人

父方の祖母が昨日亡くなりました。
今日火葬をして、20日に札幌でお葬式です。

引越しは延期して24日に荷物搬出してもらうことになりました。
22日にアパートに戻ってくるので、その後猛ダッシュで荷造り&掃除です。

色々予定が潰れたり変更になったりで、まだ不確定気味。
とりあえず伝説作りに行けなさそうなのは残念です。
みんな楽しんできてね。
りー。さん、直接言えないのが残念ですが、就職おめでとう!!





急なことだったとはいえ、3月あたまからホスピスに入っていたのである程度の心の準備はできていました。
ゆっくりと少しずつ亡くなっていった感じです。
最後の命まで使い切って生き抜いた祖母は、立派で自慢の祖母です。
上品できれいで明るくて、好きでした。
似ていると(ほとんど言われなかったけど・・・)言われたら嬉しかった。
祖母の唯一の女孫だったので。たぶん可愛がられてました。
一緒に遊んだりご飯食べたりしました。
もっとできることがたくさんあったのに、与えられる愛情に胡坐をかいて全然孝行してませんでした。
楽しかったし、とても好きだったけど、そんなに涙は出ません。
なんでかな。薄情なのかな。
お別れの時に衝動的にどーっと泣けたけど、おおむね落ち着きすぎるくらい落ち着いています。
少しずつ死に向かいながら、きちんと生きていった姿を見てきたので、ショックはないです。

祖母が何を考えていたかなんて分からない。
信仰は彼女の気持ちを救ったのかな。
身体的なもどかしさや苦痛は耐えがたいものだったのかな。
どんなに出来た人だって、八つ当たりしたり投げ出したくなったり泣きごとを言いたくなったりするし、苛々するし欝にもなる。
だから、死に行く人の心の中なんて知らない方がいいのかもしれない。
祖母が見せたものだけを覚えていればいいのかもしれない。
でも考えずにはいられません。

昔は感傷にひたりたくて無理やり感傷的になろうとしていたけど、今は衝動から一歩身を引いてしまう感じ。
その分、周りの人のことは見られるようになったけど、少し自分の感情に鈍い気がします。
土壇場になってから身体が反応して、「ああ私こんなに悔しかったんだ〜」とか「そっか悲しかったんだ〜」とか気づいたりして。
あんま良い状態じゃないですな。





予定が色々変わったので、報告のつもりで書き始めたのですが、気分のままダラダラとずいぶん書いてしまいました。
吐き出したのでスッキリはした。長いのに読んじゃった人ごめんなさい。
後で気分しだいで修正します。
テンション低そうですが、実はなんか普通に元気です。
久しぶりに叔母や従兄弟たちと会えて楽しかった。みんな好きです。
20日の昼に羽田から飛ぶので、18日19日は荷物作りです。
え?17日引越しの予定だったらほとんど終わってんじゃないかって?
終わってるわけ無いじゃん寝ないで準備する予定だったんだから。
(マジで阿呆です。ホント駄目駄目です。これがなきゃ色々楽なのに)
もし余裕がありそうだったらちょこっと伝説更新の現場に顔出しに行きたい。つ@ばにはいるわけだし。
多分無理ですが〜・・・。


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