ぶつ草



もげらの神様

こんにちは。
実は50メートルを7秒前半代で走ったこともあった双葉。です。

職場まで、自転車で5分ほど。
そんな短い距離ですが、この数日の寒さに鼻がもげそうになっております。
鼻もげ、で思い出しました。

中学の時の理科の先生。
陸上部の顧問で、結構男前で人気のあった先生。
本当に陸上部に入ろうかと考えていたこともありました。
そんな彼の授業。
教科書忘れたら、愛用の30センチさしでお尻をぺし、と叩く先生でした。
1回目はぺし。2回目は強めにべし。
そして1年間で3回、先生の授業で忘れ物をすると「鼻もげら」の刑でした。
しかし、皆その「鼻もげら」を怖がって2回以上忘れ物はしないので、
「鼻もげら」は伝説のおしおきとまで言われていたのですが。
私が中学2年の頃、勇気あるクラスメートの男子が身を挺して
皆にその伝説の「鼻もげら」を見せてくれました。

笑っちゃいけないのですが、先生の長い人差し指と中指が
クラスメートの鼻の穴に突き刺さって、フック!
その状態で黒板前を往復する、なんとも滑稽な絵図でした。
丁度、魚を釣り上げて釣り糸についたままの魚を見せているような。
そして「鼻もげら」の後、先生は泣きそうに「鼻もげらしたら指に鼻水付くから、忘れもんせんとってくれ。
オレも汚いからやりたくない。」と懇願したのも鮮明に覚えています。

鼻が取れそうなほどの痛さを感じると、そのことを思い出す今日この頃。
先生は今もどこかの学校で「鼻もげら」をやっているのでしょうか。

↑優しい痛みだった。(投票ボタン)


2005年01月13日(木)




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