冬に限らず、眠いときは布団が友達。永住したい。眠ったまま、夢の中で一生を終えるのは相当に虚しいとは思う。昨晩、というより今朝まで起きていたので、もう、眠くて仕方がない。寝たり起きたり、例によって無為な休日。
洗濯して、買ってあったパイレックスのティーポットをやっとおろして一服、煎茶を淹れる。香典返しにいただいたお茶、なんで緑茶なのだろうなあ。郷里はお茶の産地でもあるので、その習慣は解せない。慶事の引き出物がお茶でもいいじゃないか。角砂糖の詰め合わせとかタオルをもらうよりは、自分は嬉しい。かと言って、結婚式みたいに、来賓がチョイスできる香典返しというのも、妙なものではあろう。
来歴はともかく、暖かい煎茶は美味しい。田舎の水で淹れたのと比べると、味や香りが劣るような気はする。五感が鋭敏なほうじゃない(むしろ鈍い)自分にとってさえ、都会の水と比較しての差は歴然。入浴すれば、温泉でもないのに肌がしっとりツルツルになる郷里の水。亡くなった叔母が帰省のたびに感嘆していた気持ちが、郷里を離れた現在になってよく分かる。
今夕、自主映画の上映会があったのを、時刻が過ぎてから案内ハガキを見て思い出す。出かける元気はなかったものの、滅多にない機会であるゆえに残念。昨日メールで飲み会にも誘ってもらったが、そっちも断りの返事を出しておいた。映画の前売りも買ってあるのに行ってない。上映が終了してそうな気がする。寒いからではなかろうが、半ば引きこもりみたいな日々を過ごしている。 腹筋、今日はお休み。ずるずる止めてしまわないようにしないと。
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