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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2002年02月14日(木)
Vol.36 世界がもし100人の村だったら

おはようございます。りょうちんです。

本屋さんに行った。高校野球雑誌を立ち読みしつつ、前から気になっていた本を買ってきた。マガジンハウス刊池田香代子訳の「世界がもし100人の村だったら」。内容は、今世界中には約63億人の人が住んでいるけれど、もしもそれを100人に縮めたとしたら、どんな人がどれくらいいることになるのかをわかりやすく説明してくれている。
例えば、お年寄りは100人中7人。子供は30人。有色人種は70人。自分の車を持っている人は7人。コンピューターを持っている人は2人。大学で勉強した人は1人。でも、読み書きができない人は14人。同性愛者は10人。栄養不足の人は20人で、そのうちの1人は今にも死にそう。一方、15人は肥満。地球上のすべてのエネルギーの80%を20人で使っちゃってる。空爆や地雷やレイプや拉致におびえている人は20人。拷問や逮捕を恐れずにものが言えたり行動できる自由がない人は48人…etc。
統計的になんたら、なんて言われちゃうと俺もとっつきにくいけど、この本は小学生でもわかるくらい簡単に教えてくれている。短いし、15分もあれば読み切れちゃう本なので、立ち読みでも良いから読んでみる価値はありだな。
それにしてもちょっと考えさせられた。世の中、俺の知らないところでこんなにも不平等で歪んだ世界だったとは。まぁどこまでが事実の数字かわからないけど、もっとグローバルに視点を変えなきゃって思っちゃった。