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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2002年02月26日(火)
Vol.45 寒空の下で

おはようございます。りょうちんです。

夜の10時も過ぎた頃。仕事から帰ってきて俺のアパートの階段を上ると、そこには知らない人が2人。俺の部屋のドアホンを鳴らしていた。誰だろうと思って近づいてみると、なんと二十歳そこそこのかわいい女の子たちじゃあないですか! ひとりは加藤あい似で、もうひとりは若き頃の森高千里似。ホント、かわいいの。
もしかして彼女たちって俺のファンで、この寒空の下で俺の帰りをずっと待っていたのかも。どきどきしながら、俺は2人に声をかけてみた。「あの…なにか?」と俺。すると、「あ、はじめまして。突然すみません。私、○○という者なんですけど、実は…」と言って、持っていたバッグの中から何やら出そうとした。
もしや、ラブレター? 「私の気持ちです! 読んでください!」なんて言い出すのか? それとも、手編みのマフラー? 「一生懸命編みました! 受けとってください!」とくるのか? 期待で胸を膨らませながら、かじかむ手で彼女が出したものは…。
怪しい宗教のパンフレット…でした。「すこしの時間でいいんで、お話をさせていただきたいんですが…」と彼女たち。「…いえ、結構です!」と俺。そそくさと俺は部屋の中に入り、しっかりロック。あーもう、俺のファンじゃなかったのか〜。がっかり。
それにしても、勘違いがはなはだしい俺も俺だけど、こんな時間に勧誘に来る方もどうかと思うよ。彼女たちは何が楽しくて、冬の夜にあんなことしてるんだろ? ノルマとかあんのかな? ある意味、彼女たちがちょっとかわいそうに思えてきちゃったよ。