春雨や 我が心底に やわらかきやさしい雨に身を打たれひとり彷う夜の街行き交う人の笑い声雨音よりも身に沁みてただ行き場の無いこの心一体何処を目指すのか行けども行けども夜の闇灯り示すは誰が心やさしい雨に身を打たれ果てなく歩く何処までもこの身を癒す雨滴そっと掴んで握り締め儚く消える春の夢いつしか空も晴れ上がり天に輝く星座達私を照らす恍々といざ帰らんあの家へやさしい愛が待っている私の愛する者達の永久に変わらぬ愛が在る