旅立って行くあなたをもはや引き留める力は持たぬ遠ざかる背中をただ虚ろに見つめるのみ蒼白の中を走馬燈の様に駆け巡る記憶途切れた運命線は二度と出会わないあなたの残り香に包まれて恋うは永遠を信じていた 二人の幻あの日、私を残して去って行ったあなたの背中を、今でも思い出す。出会いよりも鮮明な、別れの記憶。悲しきかな…。