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◆ とても低く流れる雲は暗かった |
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何かねー、 さっきまで死神に首をしめられたらなあと、思ってたのだよ それは今が充実して その充実に執着し始めたから ここまで積み上げた やっと塵が小さな小さな山になって いい気になって 跳ね上がって 崩したくないじゃない? 降りたくないじゃない? 何か、だから、 止まれーとか もうここでいいやーとか 隙間をぬって、止めたくなる 通りすがりに首をしめようとされたら 素直にどうぞと差し出してしまいそうな そんな白昼 首が痛い 首が痛いとすべてが面藤テになる 面藤テな気持に占領されてる 2004年07月10日(土)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
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