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◆ 飛び降り1秒前。息を潜めて。 |
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今の自分は 自分が奥底で望んでる姿 それに異存なし 心が割れかけてる 分岐を感じる 人が集まりました まるで太陽の光のようです 私は太陽より月が好きでした 太陽の光に焼けてしまいそうです 太陽の人々は私にも太陽になることを望んでいます 暗くてはだめですか 落ち込んではだめですか 安易に励まさないでほしい 私は奈落に行きたいのです 笑って送り出して下さい 幸せになりたい 安寧だけの世界ではありませんよ 氷のナイフが飛び交うようなスリル 不幸も幸福だと言い切ってみせる また独りを求めてる 言ってしまえればいいのだけど 伝わった試しがないこの人生 伝えた後 がっかりした顔でため息つく人々 疲れる 私は独りが好きで 独りでいる時が自分らしく思える 人の中にいると 卑怯モノになっていく さすがに卑怯根性を伝えるわけにはいきません かっこつけてるわけではないです 私の一番大切なモノを易々教えられないのです 結局人を信じてないのでしょう いいのです そんな自分を愛してますから だったら覚悟を 自分以外を放出する勇気を 飛び込む先は 100m下の断崖絶壁 行くよ――― 2008年01月11日(金)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
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