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【沙亜子はいまだ、水の中】





◆ 愛という言葉を自らの辞書へ。



愛を信じられる人




受け入れられる人






どんな人生を重ねれば

そんな風になれるのかと



ただ首をかしげることしか出来ない、
心貧しき自分




思いきらねければ


崖から飛び越える気にならなければ


人との交流にも疲労困憊





あの人がとても好き






きっとそれは一方通行ではないんだろう





どちらかが踏み出せば


確実に新たな道が出来るのだ







が




大人の寂しさ


不自由さ




面倒な未来を思うと


先に進むことを拒んでしまう







嫌われるのが恐い以上に



何物をも生み出さず


ただ哀れな自分を晒し


みっともなくなるのを恐がっているのだ




その自分よがりな姿に耐えられないのだろう







愛を語る資格もない






好きな人なら






誰かもっと優しく愛を語れる人に大切にしてもらってほしい







相変わらず右往左往






人の接し方がわかりません






習ってこなかったものですから





せめて滅びるその前に


愛という言葉


自分の辞書に付け加えとうございます




2009年07月30日(木)




沙

   
亜

子
   

      は


い

     ま

だ
  
、

水 

の        
 
   
中



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