蛇はきっと僕龍の川に、住み着いた大蛇上手に泳げもしないのに、自分を龍だと、勘違いした愚かな大蛇。清流を濁流に変えた愚か者。錆びた鱗では、空も舞えず。水を操ることさえ忘れた。愚かな大蛇が水面に映っている。泡になって消えてしまいたいと、泣いている。