猫の足跡
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2002年01月27日(日) |
早くシーズンにならないかな。F1ネタ第1弾 |
佐藤琢磨選手について。
フジのすぽるとで特集やってましたので、思っていることを。
まず、周りの人に正しく伝わるように、自分の言葉で自分の思ったことをきちんと話せる。しかも、実績の裏づけを持って、控えめだけれども自信にあふれた言葉で、笑顔を交えながら静かに語ることができる。ついでに言えば、英語でも同じようにきちんと議論と会話ができる。 これは、日本のスポーツ選手にいままであまりいなかったタイプだと思う。
馬鹿っぽいか、または無意味に嫌な奴と思われる言動しかできないスポーツ選手が多い中で、琢磨選手は、優等生すぎる印象はあるけれど、画期的だと思う。
さらに凄いことには、レースにおいては熱い、速い、そして強い。出るべきところではきちんと強気に出て、勝つべきところで勝てる。
琢磨選手の価値って、あまり大々的に報道されないけれど、世界の最高峰カテゴリーでのたった22人に選ばれて、しかもトップ10に入ることのできる力を持つ有力チームからのオファーを得ての参戦なのです。つまり、大リーグやサッカーでいけばオールスター級の位置にあるというわけで、イチロー、中田君と同等以上の実力なのですね。で、あの態度。紳士で大人。
最初、ハッキリいってあまりに優等生的なイメージが強くて、ひ弱な日本人の印象をもっていた私。F1で通用しないんじゃないかな、日本人だからって騒ぎすぎだよ…(これだから日本人はよぉ)って思っていたんですが、マカオの骨太な走りで一気に惚れましたね。「勝ちに来ました」って言って、ガンガン攻めてきっちり勝つ。そして「ホントにうれしい、やりました」って表彰台で感動する姿見せてくれちゃうんだもの。
ああ、こういうスポーツ選手、やっと一人思いつきました。武騎手がまさにそういうタイプですね。うん、彼も画期的でした。他の騎手のお手馬をあっさり持ち逃げするところが、実力とはいえ腹が立つ部分はあったにせよ(F1の世界と競馬って似てるな〜屋根だけじゃ勝てない、馬だけでも勝てないところなど)。
容姿は、目がきれいなところ、骨格がしっかりしているところがいいですね。瞳は…シューマッハの独特な透明感には負けますが(あのグリーンの勝ったヘイゼルの瞳にはヤラれます)。F1ドライバーって皆、瞳がきれいなんですよね。動体視力のむちゃくちゃ良い人たちは、目がきれいなんでしょうか?
F1には、世界中から選ばれたたくさんの天才がひしめいているし、肉体的な強さで日本人は厳しい時もあるかもしれないけれど、琢磨選手ならいつか表彰台の真ん中に立ってくれるんではないか、それもまぐれ勝ちではなく、きちんとレースして勝ってくれるんではないかと期待してしまいます。 2004〜5年、シューマッハ引退騒動が持ち上がる頃の世代交代期が狙い目だあっ!
というわけで、図らずも琢磨選手マンセーになってしまいましたが…。早くF1での走りを見てみたいものです。なんせルーキーだから評判倒れかもしれないし。 ところで!!ジョーダンの新年度マシンはむちゃカッコ悪い。昨年のフェラーリのアリクイノーズをさらに無骨にした感じで、どうにも許せません。スポンサーロゴが入っていないから余計にヘンなんですよね〜。ちゃんと走るんかい? BMWのはカッコいいのにな。 そして、今日、彼との話題に出たのですが、フェラーリの新スポンサー「ボーダーフォン」の白鶴マークもかっこ悪すぎです。シューさんの莫大なドライバー契約年俸を払わなければならないからって、あんまりヘンなスポンサーつけないで欲しいなあ。 そうそう、会社の隣に外車屋ができて、フェラーリ・モデナを1560万円で売ってます。家買うことを思えば、決して手の届かない値段ではないのねー、なんてこっそり心を動かされています。買ってどうするってプランは何もありませんが。
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