猫の足跡
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って言っても、別に某日本ハムを糾弾しようってわけではありません。
東急ストアさぎ沼店(庶民が読めないだろうって、由緒正しい地名を勝手にひらがなや、別名にしちゃう東急グループの歴史認識は、思いっきり糾弾したいと常々思っておりますが、まあそれは置いといて…)で牛肉偽装問題が発覚しました。
『松坂牛と偽って、米沢牛を売っていた』
単純に言ってしまうと、こういう事件なのですが、最初、ネットでこのニュース見出しをみたときには、「まあ、米沢牛だっておいしいんだから、いいじゃん。それくらい」と思ったのです。
ところが、ちゃんと読むとちがうのですね!!
この事件、お客様のクレームから発覚したのですが、そのクレーム内容が凄い。 「松坂牛は、全部肉質のやわらかいメス牛のはずだ。この肉は、オス牛ではないか」
そんなモン、分かるお客さんがいるんですね。世の中。
まず、松坂牛が全部メス牛だ:これは、ちょっとした食通なら知っているかもしれません。 でも、食べてみて、オスかメスかが分かるって言ったら、こりゃなかなかいませんよ。
こちとら、和牛も輸入牛も、食べてみるまで分からないって言うのに。いや、もしかすると安い和牛と高い輸入牛だと食べても分からないかもしれないのに…。
よく、グルメマンガで、「これは、どこどこ産の最高級何とかだ!!」とかやってますが、あれって、調理師側は分かっても、食べる側はなかなか分かるもんじゃないだろうって、結構馬鹿にしていたのですが、実際は分かる人もいるんだと知りました。馬鹿にしてごめんなさい。
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