猫の足跡
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仙台まで出張した。帰りに新幹線待ちで駅をフラフラ土産探ししていたら 地酒の展示販売をしていた。宮城だけのかな、と思ったら東北各県の ブースになっていたので、一通り回って宮城コーナーで眺めていたら、 店のおじさんが「ご紹介しようか?」と声を掛けてきた。 明るく感じのいいおじさん。 そこで、「吟醸ではないのがいい」と言ったら、「うんうん、他には?」と 来たので「端麗辛口でなくて、ふっくらした、ぬる燗がおいしいようなお酒」 とお願いすると、「おおっ!!!」とばかりに出してくれたのが「萩の鶴」 セールストークももちろん混ざってるだろうけど、「酒は、辛きゃいいって もんじゃないんだよ、俺も家ではこれ呑んでるよ〜」「小さな蔵で造ってて 軟水でやわらかい酒になってるんだ」などとのこと。 お値段も非常にリーズナブルで、即決。 家で呑んだら(早速やってるよ、この呑兵衛)、お勧めどおりのやさしく ふっくら、癒し系。 まるで、春の野の草のような、あるいは遠くに霞む春の山の萌木のような やさしい酒。いい夢を見そうだ。 とっておきのからすみといただいて、出張の疲れもふっとんだ。 いやー、いい出会いだった。 頑張ってる酒屋さんなのかな?かわら版もくれた。 通販で買っちゃおうかな。
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