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2002年03月04日(月)   屍鬼(五)


「君が甦ったこと自体が、とても酷いことなんだよ」(略)
「けれども、生きるということは結局のところ、存続のための存続に奉仕するということなんだよ。ただ存続のためだけに存在する、その虚しさを抱えて、それでも諦めずにいるということなんだ」(略)
「あがく、ということ……」
「そう、ぼくは思う」


小野不由美:屍鬼(五),p.451,新潮社.






ゆそか