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2002年06月29日(土)   死にぞこないの青


ささいなことをきっかけに、マサオはクラス内でいじめのターゲットになってしまう。その頃、マサオの前に現れた不思議な少年、アオ。彼は真っ青な肌をして、拘束服に両腕を戒められ、口はこめかみまで避けていた。
人間って、他者の評価に怯え、その評価を上げようと必死に努力している存在なのです、きっと。そんな自分にどうやって気づいてあげられるか、自分自身でどう評価できるか、それが重要なのかな。
中学生の夏休み頃にこの本を読んだら、もっと痛みを感じたかもしれませんね。
ストーリィとは関係ないのですが、著者が私と同い年なので、本の端々に出てくる"ゾイド""ミニ四駆""スーパーファミコン"なんて話題にかなり懐かしさを感じました。ウルトラザウルス、私も当時、弟�,蛤遒蠅泙靴燭茵�



殺してもいい。でも、殺されてはだめなんだ。アオが僕に教えてくれた究極的なことはたぶんそれだった。(略)
羊は静かに食べられて、餌になる。
だけど、それじゃだめなんだ。なぜなら、そんな悔しいことってないのだから。


乙一:死にぞこないの青,p.188,幻冬舎.






ゆそか