「Calling you」「傷 −KIZ/KIDS−」「華歌」が収録されている短編集。私たちは皆、そうなのだ。同じような格好で生きている。一方には白い地平が広がり、もう片方には暗闇の地平が広がっている。その境界線の上を、危なげに歩いているのだ。(「華歌」)乙一:きみにしか聞こえない CALLING YOU,p.187,角川書店.