| 2002年11月15日(金) |
黄金を抱いて翔べ/�眤七� |
銀行の本店地下に眠る6トン、金額にして約100億円の金塊。そこから盗み出すのは500キロ。男たちは、鉄壁のハイテク防御システムを破り強奪することは可能なのか。金塊強奪計画の一方で錯綜する人間関係の行方は。 日本推理サスペンス大賞受賞の�眤七飴瓩離妊咼紂失遏�詳細すぎる描写に圧倒されます。 �眤嫉瓩涼�作は「李歐」以来2作目。はまりますよ、イイ男っぷりに。 幸田(主人公?)は、人間にというかこの世界にあまり執着がなく、≪人間のいない土地≫いるんですけど。それって、自分が幼い頃にしてしまったことを、ずっと枷にしてきたからなんでしょうか。 しかし、モモと会ってしまい、そこに自由を見つけてしまったから、もう≪人間のいない土地≫を求めない。でも、モモさん…。 金塊強奪!サスペンス!と思って読み始めたのですが、読後の印象は切ない話。ん〜でもこれはこれで、幸田さんにとっては幸せなのかな…。
ふと、≪自由だ≫と思った。(略)自由であり、少し孤独だった。≪人間のいない土地≫はもう、どうでもよかった。人間のいる土地で、自由だと感じるのなら。
�眤七亜Р�金を抱いて翔べ,p.347,新潮社.
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