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2003年07月01日(火)   キノの旅 the Beautiful World �察浸�雨沢恵一


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―――モトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)の反対側で、運転手が草の上に座っていた。両足を前に出して、後ろに手をついて、そして空を見上げていた。春の暖かい太陽に、蒼い空を背景にいくつかの雲が流れていく。運転手は十代中頃で、短い黒髪に精悍な顔を持つ。黒いジャケットを着て、腰を太いベルトで締めていた。―――人間キノとモトラドのエルメスは“動いている国”に出会い入国する。その“動いている国”が進む先には“道をふさいでいる国”があった(「迷惑な国」)。他全8話収録。(表紙折り返しより一部抜粋)
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キノの旅7作目です。
今回は、キノがキノになるまでの、ちょっと昔の話があります。キノがキノと名乗るようになったところまでは、既刊のどこか(覚えてないです、ごめんなさい)で語られていますが、さらにピースが揃ったかんじ。
さらに、シズさま登場の短編も。シズさまのジープの由来がわかります。シズさまファン必見。
そういえば、キノの旅ってアニメになったんですよね、確か。観てないですけど、どうだったんでしょうね。キノの中性的なかんじが壊れてなければよいのですが…。



「“生きるか死ぬか”、ですよ?」
「人生はいつだってそうさ。生きている人の決断は、それはどこか、“生きるか死ぬか”の決断になる。それに繋がるんだ。(略)」


時雨沢恵一:キノの旅 the Beautiful World �察�p.105,メディアワークス.






ゆそか