散るには咲かねば、さはできぬ。華と咲かせて、ひとひらとなれ。咲きゆくものらのひとひらと。 (語り小冊子32『咲きゆくものら』より)TAKE展『咲きゆくものら』。くしくも、ひとひらに触れ、わたしの裡に優しみが滲む。普通のことが、至極自然に幸せだと感じられている自分がいる。きっとここからだ。咲きゆくものらのひとひらと。