いきなりですが、私の日記は日によって変化が激しいです。
　同一人物が書いているとは思えないと自分でも思ったりします。
　それが一番よく表われるのは、なにか猛烈にハマったものを語る時です。
　今回もそのノリで行きます。
　苦手な方はバックバック。

　さて。
　随分前から観たい観たいと思っていた映画『スパイダーマン』をついに観てきました。
　そして見事ハマりました（笑）
　スパイダーマンカッコいいーーーーーーーーーッッ！！！
　高層ビルを飛び回るアクションもカッコいいけど、彼の性格が良すぎです！
　アメコミスーパーヒーローってだけで少々偏見を持っていたのですが、何の何の。そんなものはぶっ飛びましたね。
　さえない高校生の青年が主人公なのですが、思いのほか心理描写や葛藤、人間関係などが色濃く描かれていてかなり面白かったです。
　まさかこんなにツボにハマる作品だとは思いもしませんでした。
　簡単に言うと、ダークファンタジー好きの私にもろツボな設定だったのですよ。
　優しくて、でも切なくて、孤独なヒーロー。
　あんたには参ったよもう！
　噂ではもう２が予定されているとか。うっしゃ！　行くぞー！

　以下ネタバレミーハー炸裂感想。
　
　スーパーヒーローと聞くと、非の打ち所のない完璧な存在で、人間からは遠くかけ離れているイメージがありました。
　しかしスパイダーマンは特殊能力以外はごくごく普通の人間で、生活に悩みもするし、恋もします。そこに共感できたからこんなにも感動したんじゃないかなと思います。

　身にまとった衣装はお手製なスーパーヒーロー。
　マスクはしていてもペラペラと普通に喋るスーパーヒーロー。
　嬉しいことがあったら大声で叫びながら去るスーパーヒーロー。
　自分で撮った写真を新聞社に売ることで生計を立てているスーパーヒーロー。
　悪役に出し抜かれて眠らされ、お姫様ダッコで拉致されるスーパーヒーロー。
　
　もう最高です！（笑）
　今となってはあの奇妙な衣装も、妙に艶めかしい手の構えも、くねくねとした体の動きも皆非ッ常〜に愛しく見えます。重傷です。
　うわりゃー！　スパイダーマン好きだああああああぁぁぁぁぁぁー！

　ラストはかなり切なかったですよ。
　でも彼女が最後に気付いてくれたのが救いだったかな、と思います。涙。

　最初と最後に同じモノローグが入っていたのですが、ああいうのも大好きです。

　しかし一緒に映画を観た友人が言った
「でもさぁ、あれって大都会じゃないと仕事になんねぇよなぁ」
　との言葉には、思わず頷かざるをえませんでした。う〜ん、確かに（笑）

2002年06月28日(金)