熱帯マンゴー日記

2002年07月26日(金) 炎の蜃気楼(35)耀変黙示録〜乱火の章〜(ネタバレ)

発売日、一日勘違いしてました。
で、今日発売です。
前回の頭から水を被ったような衝撃(?)のエンディングで、今回はかなり冷静に読めました。

信長に捕らえられた高耶さんは蘭麝香のせいで沈黙状態。第一部の「覇者の魔鏡」の時のようです。でも、影でしっかり働いてました。これも「魔鏡」と同じパターンかな。八咫烏になって、あちこちに働きかけをしてました。やっぱり主人公だね(^^)。

直江はもう情けなか〜、って感じ。まあ自分から織田に飛び込んぢゃったから、自業自得と言おうか、まあ、ワタクシは彼が何をしちまおうと驚かなくなりました。さすがなほへ〜。信長にやりこめられて悔しがって泣いてるの。フフフ。もっと泣け!苦しめ!嫉妬しろ!このくらいでやられてちゃ、なほえの名がすたるぞ!…あたしゃ、完全にサドでんがな〜。

信長は最強のラスボスって感じですねぇ。三種の神器を手に入れ、鋼鉄の戦艦・ネオ安土城に乗って、波道砲、ぢゃなかった、三種の神器砲発動!ですねん。ううっ、何書いてるのか訳分からん。
どーも信長は魔王の種を植え付けられないほど、景虎を憎しみのほど愛してるらしい(勝手な見解)、アタクシは見た!違ってるかもしれんけど。
でもってとうとう出ちゃいました。あのセリフ…。「であるか」〜〜。
大河好きのみじゅな先生のことですから、今回の信長は反町が入ってるんだろうなぁ。

他の方々は敵味方入り乱れて、頑張って戦っておられます。
一向宗の下間頼廉と戦った伊達政宗、久々にかっこよかった!
高耶さんを絶対救おうと、真っ向から信長に戦いをしかけようとする武藤潮(安芸国虎)のまっすぐさもかっこよかった!
一行しか出てこなかったけど、崇徳院と戦ってる千秋修平、偉い!ほんまにあんたはいい人過ぎる!
アタクシがジーンとした場面は、四国が信長に狙われてると分かると、そこを死守してる清正が、高耶さんを救おうと四国を去る八海に言ったセリフ。
「もう名目などいいではないか。俺は豊臣への恩義に生きてきた。お前も景虎への恩義に生きろ。あの男は偉大な上杉の大将だ。上杉魂は今もお前たちの中で生きている。見せて来い。信長公が戦において遂に勝てなかった上杉謙信の魂を!」
熊野のテルばあさんもかっこよかったッス!
なーんか脇役のが断然カッコいい!信義を持って戦ってる。
それから今は重体で入院中の礼ちゃんの魂が、あちら側にいる神様に働きかけようと頑張ってること。ミラージュっていたいけな少女が犠牲になって、世界を救うってパターンが多いので、礼ちゃんには生き残ってもらいたいっす。 

逆に悲しかったのは、晴家姐さんにも魔王の種が植えられていて、味方を調伏しちゃったことです。晴家姐さん、正気になってから気付いたようで可哀相っす。

でもって、弥勒こと黒成田が四国へ降臨。自分に植えられてた魔王の種を食べちゃいましたヾ(´▽`;)ゝ。
で、ですね、信長の攻撃を受けたんだけど、黒成田にはヘノカッパみたいです。彼が敵なのか味方なのか、分からん!私論スけど、ユズユズって、もしかしてデウス・エクス・マキナ?なんて考えてしもた。何でも出来ちゃうってとこがねぇ。ユズユズが皆に植えられた魔王の種を食べちゃって、でもって、高耶さんの鬼八の毒も食べちゃって、魂核寿命も延ばしちゃったら、やっぱ話がつまらなくなるか〜。

はあ、とにかくもうすぐエンディングが見えてきました。
待つのは大団円なのか、それともデビルマンやエヴァンゲリオンみたいな混沌のデンディングなのか〜。
どっちでもいいや!無事に終われば!

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デンディングって何や!デンディングって(^^ゞ。
エンディングでした〜。
それから書き忘れたけんど、原辰則ぢゃなかった、腹立つのが一つ!
捕虜になった兵頭隼人が、信長に洗脳(?)されたみたいなのぢゃ。
をい!


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