2002年11月12日(火) |
十二国記第二十五話 風の万里 黎明の空三章(ネタバレ) |
今回もじっと我慢の子の十二国記。
しょっぱなから鈴の妄想で始まります。 幻の景王とデエト♪ 鈴の描く景王は江戸幕府の大奥の女房のような格好です。 金襴緞子って感じ。 さすがにメンタルは百年前の女です。 幻の景王が梨耀に向かって「この者(鈴)はわらわの同胞。それを傷つけることは許さぬ」と啖呵を切って、いじめております。 景王に抱かれたあんみつ姫スタイル(笑)の鈴は、「まあいじめないで下さいマシ」ってな感じで悠然の笑み。 も、もしかして日本での鈴の愛読書って「責め絵」(爆)だったりして! しかーし、いじめられてた梨耀が突然巨大化して、夢が醒めるって寸法。 鈴が起きた時、梨耀が叩く呼び金の音がカンカン響いてたのね。 でもまだ夜明けだよん。 急いで鈴は梨耀のとこに行くけど遅刻して、梨耀はカンカン。 いばりんぼの梨耀は朝っぱらから使用人達を起こして、屋敷中の掃除をさせる訳。 でもって、ぼんやりしてた鈴は大切にしてた花瓶を割ってしもて、罰としてナントカ山の断崖にしか生えないっつうキノコを取りに行かせられるのでした。 けども、プロのクライマーでない鈴は足を滑らせて落ちてしまうのでした。
お次は祥瓊。 華やかな宮中にいた頃を妄想する祥瓊。 場面がパッと慶の王宮に変わり、自分の髪飾りや帯止めをする景王を見て罵倒する祥瓊でした(勿論夢だよーん)。 実際の自分は汚い家畜小屋で藁を切っていて、つい寂しさに歌を歌ってると、小さい女の子が「私にもその歌教えて」ってやって来たのだ。 けんど意固地な祥瓊は「この歌はあんたのような境遇の者が歌う歌ぢゃない」って一括。うへえええ、意地悪。 その後、愚図な祥瓊を沍姆がお仕置きをします。二人の会話を前述の少女が聞いてしまって、祥瓊の正体がバレバレ。でもってリンチだ!
最後は陽子。もう何が何だか判らん状態で朴念仁景麒に当たるのでした。 冢宰たちは何かたくらんでるし〜〜。 ある日、仲良くなった太師(女性)鶯嬌(ういきょう)の屋敷に御呼ばれになった陽子は二人でまったりと蓬莱風の食事を楽しんでました。(寿司があったぞ、をい!) だが、禁軍の中将軍らが攻めて来て、「太師らは主上の拭逆を企んでおりました」と証拠となる冬器を暴露。 太師は陽子に何かを訴えようとするけど、結局陽子を盾に取り刃物で脅すのでしたが、賓満をつけてた陽子は軽くかわすのだ! 結局太師は弓矢の雨を食らい、絶命。 でもって続く!
とにかくドリーマーな鈴と祥瓊でした。陽子は堪忍袋の緒が切れそうだわん。 そろそろ爆発かな。 来週は采麟揺籃が出るゾ!それにつけても麒麟、特に麟(女の子)たちは美人揃いだねぇ。 再来週あたりには供麒が出て来るかな。どんな容姿か楽しみ♪珠晶もね。
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