手塚治虫原作の「MW(ムウ)」が玉木宏主役で映画化!、と驚いたのも束の間…。 主人公の同性愛設定は省くんですか。はあ、そうですか。 原作では主人公が同性愛者っつう要素がとっても重要なんです。 別に濃厚な濡れ場なんてなくても、ゲイという事は映画で充分描けると思うんだけど。 (原作だってそんなに濃厚なゲイのラブシーンはなかったような。読んだのが昔だから記憶は定かでないが) TVドラマじゃないんだから、映画の方が表現の制限とか少ないじゃろが。 だったら、何で物語の重要な部分を削っちゃうんだろう? 多分見に行かないから別にいいけどさ。
原作は美青年が人を殺しまくるダークピカレスクですよ。 実は、手塚作品はヒューマンタッチなのより、こういったダークな作品のが好きなのだった。 「奇子(あやこ)」とか「人間昆虫記」とか。 他にも色々。 萩尾望都さんが少女時代に萌えたという「新撰組」も面白かったなあ。 (敵味方に分かれる少年達の友情が切なかった) ありゃこう見てみると、おいらって超有名なのはあんまり読んでなかったな。
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