なーんか久し振りに映画を一本見ちゃったヨ、って事ですが、映画館でなく映画専門チャンネルで、でっす。 パソコンを家族に占領されてしまい手持ち無沙汰になったので、TVをザッピングしてたら、偶然「pride and prejudice」のタイトルが〜。 ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」の映画かあ、とついつい見ちゃったら意外と面白かったです。
18C末〜19C初頭、女の幸せは結婚しかなかった頃の英国のお話です。 中産階級の姉妹が無事に相手を見つけるまでのテンヤワンヤのホームドラマです。 古くさそうな主題ですけんど、人物達がシニカルに描かれていますた(それは原作もなのだが)。 主役はベネット家の5人姉妹の次女・エリザベス。 賢いけど、気が強くて頑固者です。 相手役のダーシー氏は無愛想で外面が悪く、エリザベスのダーシー氏に対する初印象は最悪でした。 頑固者同士のツンデレな恋愛過程に実は萌えた(笑)〜! ヤオラーなワシですけんど、たまには男女物もいいですな。
っつうか、これって洋画に付き物のキスシーンも何もなかったのよ。 人が死ぬわけでもエロスがあるわけでもドンパチがあるわけでもない。 会話と状況描写だけで2時間もってしまったのだ。 やっぱ、原作が偉大なのもあるんだろうねえ。 …っつっても、ワシ、原作途中までしか読んでないのだった。 だって結構長いんだもん。 それから、やっぱ、英国の景色が綺麗でした。 コスチュームも楽しめた。 ちょっと時代はずれるけど、オースティンってロマンゴシック的なブロンテ姉妹とは対極な作風だよね。 と、偉く言えるほど読んでないワシです(-_-;)。
それから、エリザベス役の女優さんが、パイレーツ・オブ・カリビアンの戦う姫だったとは全く気付きませんでした。 をいっ!
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