 |
 |
■■■
■■
■ フラミンゴ男、目撃
新宿から帰ってくる中央線でのこと。 おびただしい色彩をまとった乗客が、目の前に立ちはだかる。
ナニゴト?と見やると、カラフルな染髪の志茂田カゲキ先生が何喰わぬ顔でいらっしゃる。 ピンクの糸で刺繍された女性モノの細身のジーンズ、カギ編みの桜色のショール。 細く白い腕には、複雑な配色の腕輪と黄金の指輪。手には競馬新聞。 こんなに異彩を放っているというのに、個々人の雑事に忙しい乗客たちは気付かぬよう。 あらまぁ、と彼の痩身に私の視線は釘付け。まるで動物園のフラミンゴみたい。 肌、おきれいなのね、と感心してみる。さすがは芸能人?(本業は作家だよな)
ま、佐野史朗さん(吉祥寺在住)の方が断然フツーだったけど。
さておき、 amazon.co.jpから注文していた書籍が届いた。 メルビル(Herman Melville)の超長編『白鯨』なぞ読み始めた。千石英世訳はいかに? そして、Holy Bibleなどを買ってしまった。欧米精神を知るには、聖書が近道。 その思想に折り合えるかは、また別の話。
2002年05月12日(日)
|
|
 |