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書いてもいいのかなぁ、と思いながら書いてみる。
某日、仏かと思っていた(気の長い)医者がキレる場面を目の当たりにした。 ・・・絶句。 いや、来る度に同じ事言って同じことで怒られているっていう患者さんが何人かいらっしゃるわけだけれども。
骨折するとギプス巻くでしょ?くっつくまで固定しとかなきゃ直らないわけで。 それは手も足も背骨も同じなんだけど、まさか胴体にギプス巻いちゃうわけにいかないから(昔はしてたけど今は)硬性コルセットを作って治るまで「お風呂以外着けててね」ってことになるわけ。 そりゃ苦しいでしょうがギプスでお風呂にも入れないよりはマシだと思うのですよ。 で、着け外しが出来るわけだから苦しいと緩める人がいる。
緩める→ずれる→当って痛い→コルセットつけなくなる→骨折がひどくなる→痛い→痛いから何とかしてくれと言う→コルセットを着けるよう再指導→また外す→骨折が進む→痛い。。。endless
その人も来る度にコルセットが暑い・苦しい・窮屈だってことか言わないで、「なんか他に方法はないか」とか、「まだ痛い」(外してれば骨折が治らない・進むから痛みは取れない)とか「いい薬ないか」ってことしか言わない人で。 はっきり言ってコルセット着けることが治療であってそれをしてくれないと治らないわけで、もうお手上げって状態。 そこでキレたのね、先生。
マジで怖かった。 でもさ、 「他にいい薬ないの?」 「他にやりようないの?」 って毎回言うくらいなら他の医者の見解を仰げばいいのに。 それって、つまり「他の治療を出し惜しみしてんでしょ?もっといい方法あるんでしょ?」って言ってるわけで、= 出来る限りのことをしてる医者にとっては侮辱なんだよね。
でも、「これが治療です」ってはっきりといわれてることをしないでおいて「いたい」とか「まだ治らない」とか言うのって違うと思う。 だって、風邪ひいて処方された薬をいい加減な飲み方してこじらせたら自分のせいでしょ? それと同じだとオレは思うわけ。
コルセットだって「外せば治らないしひどくなるよ」ってことは再三言ってるわけなんだから、それでもコルセット外すならその結果起こることは納得したうえでやって欲しいと思う。
診察室を出て、看護師に 「だって、暑いし苦しいのよぉ」 なんて言ったところでどうにもならないし。 他に治療法がないし、それが一番確実なんだって説明すれば 「昔の看護婦さんは優しかった」 とか言うし。
それって、優しいとか優しくないとかいう問題じゃないと思う。
2004年05月22日(土)
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