2004年04月09日(金) |
今回はまったくヤツに関係ない話です |
イラクで3人の日本人が人質になっています。 その中に高校を卒業したばかりの18歳の青年が含まれています。 若干18歳で単身イラクに渡り、劣化ウラン弾の現状把握のために イラクにいったようです。彼は劣化ウラン弾の廃絶を訴えるための 代表にもなっています。18歳でこんなに世界を考えて、行動している 若者がいるなんて、正直びっくりしました。日本もまだまだ捨てたものじゃ ないなぁと思います。
少し前、1ヶ月くらい前だったか、14歳の男の子が身体中に 爆弾を巻きつけて、他国に入国しようとして捕まりました。 日本にも戦時中、特攻で同じようなことが行われていました。 ただ違う点は、日本はお国のためといわれ、14歳の彼は お金のためでした。
日本もほんの60年前まで、戦争をしていました。 戦争という名のもとに、テロという名のもとに 殺人が行われています。戦争からもテロからも何も 生まれません。死ぬ必要の無い人たちの死体が増えるだけです。
ともかく3人のかたが無事解放されるのを心から祈っています。
人の命よりも、国としてのしがらみがまず先にきている現状。
世界にはいろんな人がいる。宗教も違うし、文化も違う。 肌の色や言葉も違う。でもみんな同じ人間です。 難しいことはまったくわからないけど、なにがあっても例外なく 戦争にはいつも反対です。
去年3月20日過ぎ、戦争が始まってから数日後、ハワイに 行っていました。日本にいた時は、戦争がいつ始まるのか、 どうなっているのか、過熱気味の報道をされていましたが、 ハワイは、いつもと変わらず、ホントに戦争を始めた当事国なのかと 思うほどでした。戦争を実感するのは空港での手荷物検査の厳しさだけ でした。
自分がのほほんと生活しているその同じ時間で、殺しあっている ところがある。でも私にはなにも出来ない。私がしていることは 子供にも戦争からはなにも生まれないということを、事あるたびに 伝えているだけです。今回のことを、9歳になる息子に話しました。 彼がどこまで理解しているかは分かりませんが、「何より大事なのは 人間の命。戦争をするのが何よりも悪い」っていって怒っていました。 息子が大人になって、もし、まわりが誰一人として戦争を反対する 人間がいなくなっても、君はどんなことがあっても戦争を反対する 人になるようにと話しています。戦争がいいことだなんて、絶対に ないんです。子供でもそれは分かります。 どうして、一部の大人がわからないんでしょう。国の長となる人が わからないんでしょうか。 世界はどの方向に進むんでしょうか? 本当は日本が先陣をきって いい方向へと導ければいいけれども、いいなりの日本には到底 出来ないことです。情けないです。
心から3人の方がはやく無事開放されることを願います。
まったく剛の事とはかけ離れた日記ですが、今だけでも すこしでもいいから考えていただければと思いました。 多くの方の目にとまるとうれしいです。
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