出向コージ苑

2002年02月25日(月) 繋がるということ

朝6時に携帯が鳴る。
ワン切りかと思ったら店だった。
間違いでスケジュールが入っていたらしく、「遅刻だぞ」電話なのだったが…
コージ苑、事前にちゃんと「入れない」って言ってたじゃん。
バイトでもなきゃ誰がこんな早朝に起こされてにこやかに応対できるかっつの。
明日もさぼったろか、という考えがちらりと頭をかすめる。

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二人して昼前に起き出し、だら〜と身支度をしてだら〜と出かける。
昼食はコージ苑御用達のカフェごはん。
普段静かな店内が、大学生の集団のおかげで昭和通交差点並みのにぎやかさである。

「つくばらしいところ」と言われて大学しか思いつかないというのは結構悲しかったが、
実際時間もないので、全国第2位の敷地面積を誇る我が大学の周囲をぐるりとドライブ。
頃合を見て藤緒さんを駅まで送っていく。
あっさり始まった旧友との再会はやはりあっさりと終わった。

夜は電話続き。
後半戦にお付き合いいただいた旧友とはいつも3倍速圧縮ソフト的に言葉が交わされる。
電話を切った後に試験修了直後のような虚脱感を感じるってすごい会話…

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恩田陸『麦の海に沈む果実』
閉じられた世界の話(密室じゃなくてね)というのはそれだけで倒錯的だ。
それで登場人物が少年少女ときちゃあ…
ルイス・キャロル的な無意識の隠微と不条理が生む怖さがお好みの人にお勧め。


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