出向コージ苑

2002年05月16日(木) 友達2連発

予定っていうのは何故か重なるもので、今日はまさにそんな日。
(っつっても自分で入れてるんだから世話ない)

昼前に起き出す。昨夜何をしていたかはあえて言うまい。
車で30分程行った所にあるJICA(国際協力事業団)へ。
ここで働いている同級生K嬢と待ち合わせ、豪華な社食(?)でランチである。
各国からの研修生が利用するので、それぞれの宗教にあわせたメニューが素晴らしい。

帰って本格的に身支度をし、いざ首都へ行かん。
目的は、大学時代の友人達との日本酒会合。
先にとみぃと池袋東武で待ち合わせ、だったのだが…
東武故に東口にあるんだろうと思っていたコージ苑は、相当ベタなお登りさんらしい。
(そういう歌がある、と後で教えられた)
いやでも、普通そう思うでしょ。
西武と東武もそこらへん考えろよ。←八つ当たり

7階書店でとみぃ・崎嬢と落ち合う。
崎嬢とは実に○年振り。
後で合流した酔卯さんに至っては卒業以来という、あらお久しぶりぃな会なのだ。
といっても各人ネットで連絡をとっているので、久々にしては異様にそれぞれの近況に詳しい。

そして実に男っぷりのいい飲みをするメンバーであった。
最初は酔卯さんセレクト、池袋にある「萬屋松風」に入る。
今回は「無知なコージ苑の辞書に日本酒という項目を書き入れよう」という主旨ゆえに、
(だが多分そういう目的でなくても同じ結果になったであろう)
2合単位というオーダー制限にも関わらず、飲む、呑む、ノム。
頼んだ日本酒は、「やまたのおろち」「神亀」「刈穂」と…
後ひとつなんだっけ。←やっぱり忘れた
た、多分誰かがしっかり覚えていらっしゃるんではないかと…
ちなみにこの店、出てくる料理は「酒飲みのための味」をしていた。

いい気分ではしごしたのは「ラヂオホール」。
こちらは大変雰囲気のよろしい、女性受けしそうな洋酒系の飲み屋さん。
店内に飾られた古いポスターがいい感じである。
「トリス」だの「赤玉ポートワイン」だのはご年配の方々にも懐かしいんじゃないだろうか。
ここで崎嬢が頼んでいた「シャトルリュージュ」とかいうお酒が、
コージ苑の酔脳内変換ではどうしても「シャトル竜頭」になってしまった。
…なんだかすごそうな竜頭…

次の日付になるちょっと前に解散。
散々飲んで食べて話した夜の前には、日頃のストレスはLv100に遭遇したスライムなのだ。
(わかりにくい)

※※※※※

恩田陸『六番目の小夜子』
あー、これは…なんだ、あれだな、『吉祥天女』。
そいつにちょっとだけ『櫻の園』テイストを加えた感じ。
(つまりあまり生々しくない)
見るに、この人の落とし方はデビュー以来あんまり変わらんっていうことか。
それでも、なんていうか「恐怖の心理」っていうものを知ってる作者だな。



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